どのような心身症状がでるのか?

痛み以外の心身症状について様々な症状がでるでしょうが、週末期に生じやすいのが


食欲不振、吐き気、嘔吐、便秘、発熱、倦怠感、のどの渇き、胸水の貯溜です。
これらの心身異常は相互に関連しあって状態を悪化させることもあります。


食欲不振になるとおいしそうなものを見ても食欲がわかなくなります。


がんは増殖していくうちに体内から栄養分を奪います。

さらには毒性の分泌物を出すことによって食欲を奪います。


これが吐き気や嘔吐、便秘を引き起こし精神的なストレスの原因となります。


長期的な食欲不振は栄養障害をき、体力の低下、全身のむくみを引き起こします。


これに対応する方法は原因を把握して食欲を増進させる方法を考えましょう。


身体症状の原因、精神面の苦痛、食事環境の原因、口腔内の不潔、など様々な原因があります。これらを解決することによって、食欲を増進させることができるでしょう。


どうしても食べられない時は少量で必要なエネルギーが補給できる栄養補助食品をとるようにしましょう。

どうやって痛みを表現するのか

痛みを緩和する
 これにはまず痛みについて理解しなくてはなりません。


自覚症状であるためどこがどう痛むのかを医療者に正確に伝えることが大事です。


これをしないと痛みを単純に身体的なものと理解し、薬の恩恵を十分に期待することができなくなってしまうからです。


ではどのように痛みを表現したらよいのでしょう。


これは顔絵のスケールというものが用意されていて6段階に評価します。


どの部分がどれくらい痛いかというのをこれを使って医師に知らせるといいでしょう。


WHOは癌の痛みから解放されるようにがん疼痛治療指針をだし、日本では痛みを緩和する鎮痛剤を使用するように当たっています。


鎮痛剤とは非オピオイド性鎮痛剤などいくつかの種類があって、それによって強さも変わってきます。


服用の注意としては決められた時間にこれらを注射してから痛みが出ないようにしましょう。


痛みが出てからこれらを注射しても意味がありません。


通常は4時間に1かいで1日6回が原則ですが、慣れるまでは1日4回の服用が良いでしょう。


就寝前に2倍うっておくと朝まで安眠が得られるようになります。

痛みを緩和するメリット

癌がなぜおそろしいか、それは一概に言えません。


その中の一つにいたみというものがあります。


身体的な痛みは慢性的に進行します。


さらに、痛みはとともに新たな症状が現れそれが更なる苦痛がもたらします。


しかも精神的なものが加わってより強くなる傾向があります。


現在では病院が様々な専門家と共に治療だけではなくこういった痛みを緩和する『苦痛のケア』にもとりくんでいます。


各種薬剤を適切に使用することによって安全に痛みを緩和できます。


しかし患者の中には多忙やお金がかかるという理由でなかなか受診できない人もいます。


しかもがん患者の中には慢性的な痛みは承知の上という認識や、医療者が忙しそうだから声をかけるのをためらって遠慮してしまうひともいます。


でも、癌の痛みというのは身体的にだけでなく精神的にも悪影響を及ぼすため緩和することは必要なことです。
痛みが出た場合は遠慮せずに医者に見てもらいましょう。

各種対策方法

各種の対策方法
吐き気嘔吐への対策


制吐剤にとても効き目があるものがあります。


また口の中を清潔にして冷水や冷茶で口の中をきれいにしてください。



発熱への対策

悪寒への対策は血管が収束した状態となっていることから電気毛布やこたつなどで体を温めるのが良いでしょう。


また、室温を25度ぐらいにして、温かいお茶を飲むとよいでしょう。


悪寒がおさまれば水分が蒸発する野の促進や解熱剤の作用によって解熱をします。


氷枕で頭部をひやしたり、アルコールや水で全身を拭くと水分が蒸発して解熱できます。


衣服は通気性の良いものを選ぶといいでしょう。



倦怠感への対策


栄養の摂取です。


水分や、ミネラル、ビタミン類を補給したり栄養食品を食べたりなどが良いでしょう。


音楽などを聴いてリラクゼーションをはかったり、入浴したりするなど効果が高いです。

癌の痛み

がんによって引き起こされる痛み

骨 
がんによって骨が傷害されて激痛がはしります。

内臓
 胃、腸、胆管尿管などが閉塞します。びまん性の痛みがするようになります。


軟部組織 がんの成長によって筋肉や腹膜が引き伸ばされて痛みが生じます。


神経
 神経がはかいされて圧迫を受けて焼けるようないたみがします。

リンパ管 
 リンパ管炎によって主要が血管に浸潤して血管の濃縮がおこってびまん性の痛みが生じます。



 がんが脳に生じるとびまん性の頭痛がします。とくに朝起きたときにひどい頭痛を感じるでしょう。


こういった痛みばかりに目を向けていると余計にいたみがひどくなります。


日光浴、入浴、散歩、などのリラックスをして気分転換をするようにしましょう。


入浴は清潔を保つにも有効な手段です。


体にチューブがつけてあっても防水用具をよういすれば入浴することは可能です。


またそのほかに音楽療法、作業療法などがあり痛みを紛らわしてくれます。